LIFE IS A SHOWTIME

アイドルはわたしを救う

春の光、夏の風

今日は最近観た(と言ってももう1ヶ月も前なんだけど)映画の感想をまとめたいと思います〜!

まずはこちら

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ラ・ラ・ランド

めっちゃよかった!泣いた!最高〜〜〜!
どうやらわりと賛否両論あるらしいんですけどわたしはとても大好き。

正直前半は「あ〜こういう感じね〜」って結構冷静に観てたんだけど、ラストへ向かっていくにつれマジで涙止まんないから。
絶対にネタバレなしで行ってほしい!絶対だよ、お母さんとの約束ね!
けどこのブログではラストまでの展開はちょいちょいネタバレあるので気をつけて♡

わたしの好きなシーンはまず冒頭。
息が詰まるようなLAの大渋滞のハイウェイ、車から飛び出して歌い出す人々の姿が圧巻で。
カラフルな衣装もかわいいしカメラワークもすごいし(語彙力のなさもすごい)すぐにガッチリ心掴まれたよね!

うちの夫もそうなんだけど、ミュージカル苦手な人って「なんの脈絡もなく歌い出すのが寒い」とか言うけど(わたしからしたら、想いが溢れ出して止まらなくてそれが歌になるんだよ!察して!って思うんだけど)これくらいバーーーン!とやってくれたら否応なしに引き込まれるんじゃないかなぁ。

ミアが、同じく女優目指してる友達に誘われてパーティに行くシーンも好き。
この映画は冒頭からずっと色彩にこだわっていて、ここでもそれぞれカラフルなドレス着てるんだけどこれがもうほんとかわいい。
ミア役のエマ・ストーン、表情が豊かで惹き付けられるよ〜!

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ポップで素敵!派手!

次はやっぱりここ。

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丘の上で踊るシーン。美しい!

それもそのはず、日没直後の本当に限られた時間、所謂 "マジックアワー"に撮影されたんだってよ〜!へぇ〜!詳しくはググってちょ!
だからあんな幻想的な雰囲気になったんだね。

このシーン、ミアとセブがカバンから突然タップシューズ取り出して履き替えてから踊り出すのが面白くてキュートで好き。
カバンに入ってんのかよ!ってw
ここも、ミュージカル苦手な人でもちょっとクスッと笑っちゃって楽しく観れるような演出だよね。

グリフィス天文台でのデートのくだりも好き!ってさっきから好き好きうるさいですかね?けど本当にわたしの好きな感じなんだもん!

このあたりから最後まではぜひともネタバレなしで観ていただきたいです。
最後らへんはマジ嗚咽だったからねわたし!
そして隣のおじいちゃんに三度見されたからねわたし!

全編に「雨に唄えば」「シェルブールの雨傘」「ウエストサイドストーリー」などなど、往年のミュージカル映画へのオマージュが感じられてワクワクするんだけど、かと言って、THE!ミュージカル映画!って感じではない気もするんだよね。いやここまで散々ミュージカルミュージカル言ってるんだけどさ。
もちろんミュージカル愛に溢れてて素敵だなぁとは思った!けど決して正統派ではないからこそミュージカル苦手〜って人たちが観ても楽しいんじゃないかな。

いやぁ映画や音楽って本当に素晴らしいね!(雑なまとめ)


次はこちら

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ハルチカ〜♡顔面偏差値の高さに全わたしが泣いた


ハルチカも、ラ・ラ・ランドと同じく、音楽の素晴らしさを思いっきり堪能できました!

これ本当に全力でオススメしたいくらい名作だと思う!
わたしがセクゾンちゃんのファンだからとかカンナ様のお顔が大好きだからとかそういうの全部一旦横に置いといて、そういうの抜きにしても絶対に好きな映画。
いやもちろんしょりかんの美しさかわいさは大画面で観て欲しいんだけどさ!
なんなのあの2人!生き別れた双子感がすごい!キャスティングしてくれた人ありがとうございます!

正直わたしのような年代が張り切って観に行くにはちょっと恥ずかしい…とは思ったんだけど(吹キュンとか言われたらマジつらいw)いやいや全然!
すでに遠い昔に過ぎ去った時間だからこそ、青春のキラメキや真っ直ぐな想いに思いっきりグッときたし思いっきり泣いた!うん、相変わらずすぐ泣くわたし!( ◜◡◝ )

市井監督も「既に過ぎ去った大人にも届く、響く映画です」ってTwitterでおっしゃってたし。
めっちゃ響いたよね。

もちろん、多感な年代の若い子達がこの映画を観れるってことは純粋に羨ましい。
わたしもそうだったけど、そんな時代に観た映画って宝物のようにきっとずっと心の中に残るもんね。

ちなみに、舞台挨拶中継回を観に行ったので勝利くんとカンナ様、監督の3人の舞台挨拶を観れたんだけどその時に監督が感極まったのか少し泣いてらして。
本当にこの映画を愛してるんだなぁそんな素敵な映画に勝利くんが主演したんだなぁってそこでもまた泣けたりして←泣きすぎ

ハルチカもラストが素晴らしいし、それまでのいろんな伏線の回収っぷりも気持ちいいし、ネタバレなしで観に行ってほしい!

良くも悪くも説明が控えめなお話なんだよね、観てる側に色々と考える余白をあたえてくれてるというのかな?
1回観ただけだとわかりにくい描写もあったりして。勝利くんも言ってたけどとても繊細な映画。
でも個人的にはそういうとこが好き。

あと当たり前だけど音楽というか「音」が最高!
吹奏楽部の演奏ももちろんそうなんだけど、色々な音がこの映画では印象的に使われていて。
日常にはこんなに音が溢れてるんだ!って改めて思ったし、無音のシーンもとても美しくて素晴らしい。

ラ・ラ・ランドに匹敵するかも、いやもしかしたらそれ以上?と思える程に素敵な映画でした。

ハルチカよかった〜♡って人は市井監督の作品「箱入り息子の恋」も観たらいいと思う!オススメ!

って今回もまた長くなってしまった!
いくちゃんのロミジュリもすごく良かったから感想をまとめておきたかったんだけどな〜それも近いうちに…たぶんw