LIFE IS A SHOWTIME

アイドルはわたしを救う

はじめての深い愛おしさは嵐

昔から熱しやすく冷めやすいタイプだった。好きになったら爆発的な行動力でとことんのめり込むけど、その期間はわりと短くて突然興味を失ってしまう。そもそも執着心もあまりないし、薄情で冷たい人間なのだろうかと思ったりしたこともあった。

そんなわたしが嵐のことだけはずっとずっと好きだった。もっと長く応援してる人はもちろんたくさんいると思うんだけど、薄情で冷たい人間かもしれないわたしからしたらめずらしいことだ。

嵐が休止を発表して、自分がこんなにも嵐を好きだったのかと少しビックリした。嵐が楽しそうに歌ってる姿を見るだけで涙が出てくる。コンサートのBDは全く見れなくなってしまった。

それでも別に生活に支障はないと思っていた。だってわたしには他にも好きなものがたくさんあるから。ジャニーズだったらいまは健人くんの他にAぇ!groupの正門くんがイチオシだ。めちゃくちゃかわいい。同世代だったら絶対リア恋だっただろうな。そんなのしんどいから息子枠でよかったよ。

好きなアニメや漫画もたくさんあるしソシャゲではアイドルのマネージャーを掛け持ちしてる。うちのアイドルは最高です。そして自粛期間には新しい推しもできた。もしかしたら嵐と出会った時のような気持ちで追っかけていけるかもと思えるほどの、久々の衝撃と情熱で。その話もいつか書けたらいいな。

そんな感じで日々を過ごしてるうちに少しずつ気持ちの折り合いがついてきて、吹っ切れるというか、とにかく生活に支障なく毎日を過ごしていける余裕余裕!って、そう思えるようになってきた。

だけどこの12月になっていろんなものが休止の方向へ向かってるのを感じた時に改めて思った。嵐の穴は嵐でしか埋められない。代わりなんていないのだ。わかりきっていたことなのに。やっぱりめちゃくちゃさみしい。

多分わたしは来年からはいままでと同じ熱量ではもう嵐を応援できないんだと思う。櫻井翔くんが好きだけど嵐にいる櫻井翔くんが1番好きだから。歌って踊る嵐が1番だから。

それでもやっぱり嵐が決めたことを応援したい。みんなが元気もりもり楽しく生きていってくれたら、それだけでわたしは嬉しい。さみしいけど。ってなんじゃこりゃ、堂々巡りじゃん。ずっとこんな感じです。

早いもので今年も残すところあと3日。振り返ってみればなんだかとても大変な年になってしまった。いろんな事が変わったしこんな事になるなんてって何回も思った。結局嵐にも会えないまま休止を迎えることになってしまった。

そんななかでも、嵐に限らずエンタメ業界はいろんな試みをしてくれて決して悪い事ばかりではなかった。本来なら観れなかったかもしれないライブなんかもたくさん観れたり。みんながみんな最前列だしね。それでもやっぱり、実際に舞台に立つ側からしたらダイレクトに反応を感じられないもどかしさはあっただろうし、悔しかっただろうなぁとも思う。

 

………なんだか何が言いたいかよくわかんなくなってきちゃったな。

とにかくわたしは嵐が好きで嵐のおかげで出会えた人たちが好きで、嵐と過ごした日々が本当に大好きだった。この歳になってこんなにもハマれるものに出会えるなんて思いもしなかったよ。思い出すだけで泣いたり笑ったりしちゃうもん。本当に感謝でいっぱい。ありがとう。

そうか、嵐ありがとう。すごくすごく楽しかった。結局はそれが1番言いたかったことなのかもしれないなぁ。

年末まで駆け抜けてください。大晦日のライブ楽しみにしてます。そして願わくばいつか笑ってまた再会 そう絶対。大好きな嵐へ、いつかのその日まで。